トルコ訪問取材記(取材日:2006年1月9日〜1月14日)

ニュース映画製作者連盟取材班は、小泉総理のトルコ訪問を取材するため、1月9日午後9時過ぎ政府専用機でトルコの首都アンカラに到着しました。

今回の取材は、当初小泉総理がトルコの他にイスラエル・パレスチナも訪問する予定になっていたため我々取材班も総理に同行して7日から取材を行うはずだったのですが、出発直前の1月4日、イスラエルのシャロン首相が脳卒中で倒れられ、それに伴いイスラエル・パレスチナ訪問が延期されたため取材日程も2日短縮して9日から5日間となりました。

翌10日。アンカラの気温はマイナス5度。時折みぞれの降る曇天。

取材班はしっかり防寒して最初の取材先であるアタチュルク廟へ。車窓から見る街は、平日だというのに人通りが少なく非常に静かです。不思議に思っていると、取材の案内をしてくださっている外務省の方が、この日からイスラム教の二大祝祭の一つである「犠牲祭」が始まり前日の9日から13日まで休日となっていることを教えてくれました。(外務省の方の話では犠牲祭初日の今日は日本でいうと正月にあたるそうです)

アタチュルク廟はトルコ共和国初代大統領の霊廟です。小泉総理はそこに安置された棺に献花を行った後施設内にある博物館に立ち寄り「建国の父アタチュルクの偉業に敬意を表し日土両国の友好発展を祈念します」と記帳しました。

その後取材班は、歓迎式典、エルドアントルコ首相との会談、共同記者会見を取材し、夜、首相公邸で行われるエルドアン首相主催晩餐会を取材しました。

晩餐会は少人数による極めて親密な雰囲気の中で行われ、冒頭両首脳がスピーチを行い、その後会食へと進みます。取材班はスピーチまでしか撮影を許可されていないのでその後出てくる料理は見ることが出来ませんでしたが、配布資料から本日の晩餐会のメニューをちょっとご紹介したいと思います。

「イマーム・バユルドゥ」(なすの煮物)
「ス・ボレイ」(トルコ風チーズパイ)
サラダ
フィレ肉のステーキ マッシュルーム、ソース・ポテトスフレ、ブロッコリー添え
クルミのデザート
トルコ・コーヒー
ワイン カヴァックルデレ・セレクション(赤・白)

翌11日。取材班は、日本とトルコとの文化交流促進拠点である土日基金文化センターを訪問する小泉総理を取材。総理が日本語教室の生徒や折り紙を習う子供達に気さくに声をかけるたびに、我々日本側取材陣と多くのトルコ側取材陣との間で撮影ポジションを巡っての押し合いへし合いが繰り広げられました。カメラの数ではトルコ側にかないません。それは小泉総理のトルコ訪問がトルコ国民にとって大きな関心事となっている証でもあります。取材班はこの後も行く先々でトルコ側取材陣とポジション争いを行うことになります。

アンカラの取材を終えた取材班は、午後、総理に同行してイスタンブールへ。

イスタンブールもアンカラ同様小雨降るあいにくの天気で気温はマイナス2度。取材班はとりあえずボスポラス海峡に面して立つホテルから雨に霞むトプカプ宮殿を撮影し明日の取材に備えました。

翌12日。取材班はイランイラク戦争時、テヘランの邦人を救出したトルコ派遣の特別機機長だったアリ・オズデミル氏と面会する小泉総理を取材。

その後、視察船に同乗して日本の円借款により建設が進められている「ボスポラス海峡横断地下鉄」の建設現場視察を取材しました。小雨の中、小泉総理はボスポラス海峡のほぼ中央に停泊している浚渫船に乗船し海底から砂を掘り出している様子を視察。その様子を取材班は視察船のデッキから撮影しました。

午後、総理はイスタンブール旧市街を視察。トプカプ宮殿、アヤソフィア宮殿、ブルーモスク宮殿を2時間掛けて見て回り、その視察に同行した取材班も取材を通してようやくイスタンブールの街に触れることが出来ました。

その日の夜、全ての日程を終えた取材班はイスタンブールを発って帰国の途につきました。
動画を見る(首相官邸ホームページ)


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